REPORT

Event Report vol.18 Uno & McGee 1day staff & workshop

2017.11.16

10月22日。抜群のスキルと華やかなダンススタイルからアンダーグラウンドとメジャーシーンを繋ぐ存在として注目を集める気鋭のダンサーMcGeeと、自身の感性を生かしたソウルフルかつアーティスティックな表現力で支持を集めるフィーメールダンサーUNOによるスペシャルワークショップが開催された。


2Fのダンススタジオに颯爽と現れ、参加者たち一人一人の名前を聞き言葉を交わしていくMcGeeとUNO。さあいよいよ、と期待に胸を膨らませる彼らを前に「今日はここにいる全員で、忘れられない思い出を作っていきましょう!」とUNOの声が弾ける。まずはミドルテンポのトラックにあわせてアップ、緩やかに基礎練習へ。UNOの流暢なアテンドに参加者とMcGeeがついていく流れの中で、UNOは鏡に映るそれぞれの姿に目を配りながら、McGeeは参加者と同じ目線になって、各々が参加者と細やかなコミュニケーションを交わしていた。


ウォーミングアップを終えメインとなるオリジナルの振りのレクチャーを受けるパートに突入。McGeeとUNOによる即興の振りも加わり徐々に難易度がアップしていくも、2名の朗らかなキャラクターと常に真剣にダンスをたのしむ姿勢が参加者一人一人に伝わり、振りの複雑さゆえの楽しさを全員で自然と共有している様子だった。


「さあ、今度は2人で踊ってみようか」UNOのリードを受けMcGeeを交え参加者が2人1組のペアになった。冒頭のパートでレクチャーされた振りを組み合わせ、ペアで交差する一連のダンスパートを一気に完成させていく。McGeeとUNOに時折アドバイスを受けながら、ペア同士で声を掛け合い、互いの振りに対する指摘やアドバイスなど有機的なコミュニケーションが次々と交わされた。さっきまで各々ソロで踊っていた振りも相手と共有することでまた一層新鮮に、全く別の面白さが生まれてくることを全員が体感した瞬間だった。


最後に参加者全員でショーケースに挑戦。参加者を大きく2チームに分け、各々が対面するかたちで今日オリジナルのダンスを完成させることに。「先生と生徒」という関係ではなく、McGee、UNO、参加者たちが全員一体となり「同じ時間と場所を共有出来た仲間」として互いのパフォーマンスを楽しんでいる様子が印象的だった。ショーケース終了後も会話と余韻を味わいながら、UNOがシューズにオリジナルのイラストを書き込んでいく様子を見つめる一同。こうして2時間以上にも渡るスペシャルワークショップイベントは、McGeeとUNO、そして参加者たち一人一人にとって、ダンスの楽しさを心から共有することが出来た特別な時間として深く胸に刻まれることとなった。

McGeeさんコメント

 —今日のワークショップを振り返ってみていかがでしたか?
「とにかく、すごく楽しかったです。台風の中足を運んでくれたみんなと、本当にいい時間を過ごせて良かった。僕は普段から、言葉を交わしてコミュニケーションを取りながら踊ることが好きで、それはお互いのことをより知ることでダンスをもっと直感的に、感情の部分でも楽しんでもらえるんじゃないかと思っているから。今日も参加者の方とたくさん話しながら踊ったのですが、ダンスはフィーリングなので、僕が一方的に教えるのではなくて、参加者の方が自然と“もっと知りたい”“もっと踊りたい”と思えるような時間に出来て良かったと思います」

 —UNOさんとのコレボレーションはいかがでしたか?
「UNOちゃんとは前から交流はありましたが、今日は新鮮で、思いきり自分で楽しんででいました!(笑)僕はいつも『ストイックにダンスと向き合う瞬間も、心を踊らせることを忘れないように』と心がけていて、そういった心の動きや感情の根の部分は、自然とダンスに滲み出てくるもの。まずは鏡をみながら形を確認して、そこにフィーリングを重ねることで、心が踊る良いダンスができると思っていて。今日もUNOちゃんと一緒に踊ることで、そういった意味で音と真剣に遊べました。改めてダンスで真剣に遊ぶことは本当に楽しいなと感じられました」

 —McGeeさんが履いているJADEのオールブラックのシューズ、素敵です。今日のネイビーのワントーンコーデにも映えるカラーですね。
「そうですよね。それに履き心地も本当に気に入っています。アウトソールにボール状のデザインがあって、程よく滑り止めにもなってくれているし、ソールの素材が床の感じとマッチして抜群に踊りやすかった。僕は足幅が広めなんですが、窮屈になりすぎることもなく足全体にフィットしてくれました」

UNOさんコメント

 —今日のワークショップを振り返ってみていかがでしたか?
「今日のテーマはずばり“シェアすること”。1人だけで踊るのではなく誰かとダンスをする時、そのキャッチボールの中で自然と生まれる楽しさを体験してもらいたくて。だから今回もみんなにペアになってもらって、1人が踊っていても常にもう1人と対面しているような場を作りました。みんな初対面だったのに、お互いに振り付けを共有して、会話をして、すごく良い雰囲気だった。それにみんなが名前を覚えて、仲良くなって帰ってくれたことが印象的でした。みんなが良いムードの中でオープンになってくれたので。隣の人の振りをわざわざ注意してあげよう、なんて普通のワークショップでは起こらないことですよね(笑)。手取り足取り、みんなでダンスを作れたことがすごく素敵だったと思います」

 —McGeeさんとのコレボレーションはいかがでしたか?
「McGeeちゃんは前々から趣味が合うと思っていた人で、ずっと同じシーンにいる仲間だと思っています。これまで共演する機会がなかったんですが、彼のショーを観る度に素敵だなと思っていたので、今回共演できて嬉しかったです。ワークショップ中も、私は司会進行役として、McGeeちゃんはもっと細かいスキルをみんなにシェアしてもらうというポジションが自然と成り立っていました。我ながら、なかなか良いコンビネーションだったと思います(笑)」

 —UNOさんがセレクトされたシューズとてもお似合いですが、どうしてこの一足を選ばれたのですか?
「アッパーがデニム素材になっていて珍しいんです。ここに、まず『終わったら絵を描きたい!』と(笑)絵が描けそうな、意外性ある生地に惹かれて選びました。それに私は、割とナチュラルなテイストのファッションが好きで、ストリート感が強すぎず、ダンスウェアじゃない時にもマッチしそうなあえて大人っぽいシューズにしました。程よくフィット感もあって、履き心地も気に入っています。これからどんどんつま先の方も柔らかくなって、良い感じに馴染んでくるのが楽しみです」

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