PEOPLE

Special Interview vol.27 Tasuku Nagase / Actor

2017.11.29

LIGHT STEP ON THE STREET ~街を軽快に馳ける表現者の足下~


俳優、永瀬匡。仮面ライダーから大河ドラマまで、主にドラマや映画といったフィールドを主戦場とする注目の若手俳優のはずだが、彼の佇まいにはストリートカルチャーに傾倒してきた人物特有の空気感が漂っている。それは身につけている洋服や着こなしの話ではなく、本人の精神性から滲み出てくるものだ。「もともと俳優になりたくて、でも飛び込んだのが全然違う場所だったんですよ。そこで歌とかダンスに出会えたのはすごい良かったと今は思えますけど。だから、13歳頃から芸能活動を始めたとき、ダンスは仕事としてやらないといけない状態で、最初は全然好きじゃなかったんです。やらされていることって感じで。でも、僕のダンスの師匠、s**t kingzのNOPPOさんに出会って全てが変わりました。初めて見たときに、その人本人から出ているエネルギーにすごく感化されて、ストリートの縦社会みたいなことを感じた原体験でもあったりとか、自分の価値観が大きく変わる、人生の転機でしたね。そのときは今までやってたことを全部辞めて、ダンサーになろうって思ったぐらい」。


メインストリームとアンダーグラウンドをミックスさせるのが自分の存在意義

だが、その後彼はオーディションに合格し、夢であった俳優としてのキャリアをスタートさせる。プロのダンサーの道へ進むことはなかったが、その後も様々なカルチャーシーンの人々との関わりの中で、ストリートマインドが培われていった。そして、そこに明確なビジョンが生まれる。
「ファッションもそうなんですけど、ミスマッチであるはずの物をマッチさせるのが好きなんですよ。メインストリームとアンダーグラウンドをミックスさせるのが自分の存在意義かなって思ってて。

マスメディアに身を置く俳優だけど、アングラなカルチャーが好きで、ダンサーでもあって、ストリートの反骨精神を持ってる。そういうマインドをメジャーシーンで出していくようにしてます。それは、別にワルぶったり、ヤンチャしたりするわけじゃなくて、個性を抑えないで面白いことをしたいってだけのことです。それはラッパーでもスケーターでも俳優でも、みんな一緒のはず。なんか、ストリートカルチャーって汚いものとして見られがちじゃないですか? でも、そうじゃないんで。この人のスタイルかっこいいなって興味を持ってもらうことが、良いきっかけになればなと。それが芸能人の仕事なんで。だから、俺は俳優という立場からメジャーとアングラの垣根をなくしたいっていつも思ってますね」。

踊るようにカメラの前を舞う

彼の言葉通り、「JADE」の新作スニーカーを履いた今回のフォトセッションでも、これが自分のスタイルだと言わんばかりに踊るようにカメラの前を舞う。「グリップ力だったりとか、軽すぎず重すぎないバランス、スムーズな足運びに繋がる機能が感じられました。動きが制限される靴もあるけど、今日はそういうリミッターがない感覚。ダンスって、よっしゃダンスするぞ! ってやるものではないし、例えば気に入った音楽が流れたときに、なんか体が動いてしまったり、身体揺らすだけでもダンス。ダンサーだけがダンスをするわけじゃない。だから、どんなスタイルにも自然に馴染むデザインがすごく良いですね」。

表現者として、そのプロセスを全力で楽しみ、自分の生きる道を信じ、やりたいことを迷わず実行する。

ただ面白いことをしたい、良い作品にしたい。表現者として、そのプロセスを全力で楽しみ、自分の生きる道を信じ、やりたいことを迷わず実行する。だが、感謝とリスペクトは忘れない。彼の話す言葉からは、自ら積極的にアクションを起こし、周りの人間を巻き込もうとする姿勢が伝わってきた。人1倍人間臭く、情に熱い。バーチャルな繋がりに依存してしまいがちな時代において、ストリートで揉まれたオールドスクールな男の生き様を我々に提示してくれているように思えた。

"BREAKTHROUGH" 1万2960円

"超越的な表現者”を意味するX-REPシリーズ。踊ることを第一に考え、ミニマルなデザインにこだわりの機能を搭載。抜群のクッショニングを誇る"JADE HYPER CUSHION INSOLE”が生み出すソフトな履き心地が特徴だ。直営店の「JADE 原宿店」と「JADE 渋谷109MEN'S店」やJADE ONLINE SHOPなどで発売中。

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